機種別生産機数
及び、終戦時残存数
第二次世界大戦時の航空機の機種別の生産数と終戦時残存数を調査してみました。
しかし、この、日米間の生産数の圧倒的差には、驚くばかりです。
生産数だけでも、アメリカに勝てると思うのが大間違いですね。
/以下に数字が書いてあるのが終戦時残存数です。
戦闘機
日本
三菱 九十六式艦上戦闘機 982/ 38
三菱 零式艦上戦闘機 10,044/ 1,157 注1
中島 二式水上戦闘機 254/ 24
三菱 局地戦闘機 雷電 400/ 179
川西 局地戦闘機 紫電 1,000/ 376合計
川西 局地戦闘機 紫電改 415〜428/ 376合計
月光 477/ 40
強風 97/ 31
一式戦 隼 5,751
二式戦 鐘馗 1,223
二式戦 屠龍 1,687
三式戦 飛燕 2,750
四式戦 疾風 3,500
五式戦 398
アメリカ
グラマン F4F ワイルドキャット 7,500
グラマン F6F ヘルキャット 12,272
グラマン F8F ベアキャット 1,263
ボート F4U コルセア 12,000
ロッキード P−38 ライトニング 9,923
ベル P−39 エアラコブラ 9,558
カーチス P−40 ウォーホーク 13,783
リパブリック P−47 サンダーボルト 15,683
ノースアメリカン P−51 ムスタング 14,819
ベル P−63 キングコブラ 3,300
ノースアメリカン F82 ツインムスタング 273
ドイツ
メッサーシュミット Bf109 35,000
フォッケウルフ Fw−190 20,000
メッサーシュミット Me262
イギリス
スーパーマリン スピットファイア 22,000
爆撃機・攻撃機
日本
中島 九十七式艦上攻撃機 1,250/ 134
愛知 九十九式艦上爆撃機 1,492/ 135
天山 1,274/ 187
流星 111/ 58
彗星 2,150/ 317
九七式陸攻 / 74
三菱 一式陸上攻撃機 2,416/ 162
銀河 1,002/ 182
極光 96
特別攻撃機 桜花
アメリカ
ボーイング B−17 フライング フォートレス 12,977
コンソリデーテッド B−24 リベーダー 18,181
ノースアメリカン B−25 マローダー 11,000
マーチン B−26 マローダー 5,157
ボーイング B−29 スーパー フォートレス 3,970
ダグラス SBS ドーントレス 5,936
グラマン TBF/TBM アベンジャー 16,603
ドイツ
ユンカース Ju52/3M 4,800
ハインケル He111 5,656
偵察機・練習機等
日本
九三式陸上中間練習機 5,591/ 2,223
九四式水上偵察機 530/ 78
零式練習戦闘機 517/ 239
零式水上偵察機 1,423/ 201
二式飛行艇 131/ 4
彩雲 398〜498/ 173
白菊 798/ 375
アメリカ
パルティー BT−13 バリアント 11,500
ノースアメリカン AT−6 テキサン 15,000
注1,零戦の生産数は、三菱と中島で10,400機以上とか約10,700機という記述が
多いようです、今回、二式水戦と零練戦を別扱いしたので、その数を引いてみました。
すべて、約と機は省略しています。
間違いの発見&その他の機種の生産数をご存じの場合は、是非とも
私あて、メールを下さい。訂正、追加させていただきます。