紫電二一型(紫電改)
南レク御荘公園に永久保存されています。
碇 義朗著の紫電改の六機という本に詳しく載っています。 昭和20年7月24日に呉を襲ったアメリカ軍機の
迎撃に出た、343航空隊の未帰還機となった 六機のうちのいずれか、は間違い無いようです。
その六人は、鴛淵孝少佐、武藤金義中尉、今井進上等飛行兵曹、溝口憲心上等飛行兵曹、
米田伸也飛行兵曹長、初島二郎飛行兵曹長だそうです。
(階級はいずれも戦死後のものです。)
この日に未帰還となった六機とも、味方機の目撃が無いまま未帰還となった為、六機のうちの誰が そこへ墜落
したのかは不明です。
また、機体からも番号や遺品、遺体も発見されなかったため、まったく特定は不能のようです。
昭和54年7月14日に、343空の司令官であった源田実参議院議員も立会の中、引き上げ られました。