零式艦上戦闘機三二型

 

 名古屋空港ビル内の名古屋空港航空宇宙館に展示されている。

マーシャル群島のタロア島で1944年1月30日に米艦船群の艦砲射撃で破壊され、

そのまま放置された。

1978年にアメリカの輸送船の船長が発見し、回収された。

零戦は約15機分の残骸があったらしい。

このうちの程度の良かった、Y2−128号が福岡県の航空宇宙団体に回収され

1984年6月から1985年1月にかけて修復され、名古屋空港内の新しく建設された

名古屋空港航空宇宙館に展示された。

現存する零戦の中でも、三二型はこれ一機だけである。

しかし、残念ながら、三二型の特徴である角型の主翼端は、残骸が残っていなかった

ため、複製品である。

数年後には、福岡へ移すとの噂も有るので、福岡より名古屋が近い人は早めに

必見である(自分にも言っています)。

 

零戦談話室のメンバーの藤波-Tikuzen-妥聡さんよりお借りした、写真です。

主翼の角型のよく判る写真をお借りしました。

リストへ戻る