零式艦上戦闘機 六三型

 

 サンディエゴ航空宇宙博物館に展示されている。

所有はスミソニアンで、修復するのを条件に同館が長期レンタルしている。

終戦時に進駐してきたアメリカ軍が横須賀基地で捕獲し、アメリカへ持ち帰った。

アメリカは戦時中の1944年6月に、サイパン島で、大量の零戦を捕獲したため、

(POFの61−120,スミソニアンの61−131,などが現存している。)

終戦時に残っていた、零戦にはあまり興味を示さなかったようで、終戦時にアメリカ

へ運ばれたのは、この一機だけ?のようだ。

Chech SIXのメンバーのRod Larson氏のサイトに、もっと同機の写真がある。

http://www.scc.net/~rodl/warbirds.html

また、彩雲さんのハンガーにも、Check SIX のメンバーのDOUG VERNON

より提供された、1984年に展示をし始めた当時の写真および、コクピット内の写真が

あるので、必見である。

http://www.topcities.com/Science/astroboy/sdam/sdam.html

 

これらの写真は、私が1999年11月16日に撮影した。
1984年に展示されてから、この1年ほど前までは、
航空母艦の艦上をイメージして作られた上に、搭乗員が
乗り組む格好の人形とともに展示されていた。

しかし、展示機を増やすため、手狭となり、残念なことに、
零戦は宙ずりとなってしまったらしい。

狭いところに、いろいろ飛行機が有る上、照明が暗いので、
このような色にしか仕上がりませんでした。

サンディエゴ航空宇宙博物館では、それぞれの機体に、
その当時の飛行服や軍服姿の人形が添えられている。

乗り込む格好だった搭乗員は、現在、コクピットに搭乗している
ようである。

なお、この搭乗員が着ている飛行服などは、すべて本物である
らしい。

終戦時に捕獲されただけあり、オリジナル度は極めて高い。
主翼背面の凹凸感がいかにも、本物らしい迫力となっている。

Chech SIXのメンバーのRod Larson氏 よりお借りした。
私の撮影より、発色が綺麗です。

http://www.scc.net/~rodl/warbirds.html

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